持続可能な開発目標(SDGs)への取り組み

事業を通じて新しい社会の実現に貢献する
~SDGsの達成を目指した取り組み~

ヨシダ印刷グループは、
"業務効率化と情報伝達に関する「なくてはならない」製品・サービスを提供することで、お客様の発展と新しい社会の実現に貢献する。" を企業理念に掲げています。

「新しい社会」とは、情報のデジタル化に代表される技術の発展だけがもたらすのではなく、誰もが輝き、持続可能な開発によって発展を続ける社会でもあります。

当社グループは、これまで行ってきた取り組みの水準をより高めることで、国連加盟国が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」についても事業を通じて真摯に取り組んでまいります。

持続可能な開発目標(SDGs)とは

「持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals)」:通称「SDGs」は、17のグローバル目標と169のターゲットからなる、国連の開発目標です。

気候変動や生物多様性、エネルギーなど、持続可能な社会をつくるために世界が一致して取り組むべきビジョンや課題が網羅されています。

日本を含む国連加盟国193か国は 2030年までの15年間を取り組み期間と定め、官公庁・企業・教育機関が中心となり取組みを行っています。


具体的な取り組み

「印刷」の持つ可能性を高め、持続可能な産業に

12.つくる責任 つかう責任

持続可能な消費と生産のパターンを確保する。


15.陸の豊かさも守ろう

陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の促進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る。

工程のすべてにおいて「環境にやさしい」印刷の実現

日本初の「水なしEco-UV印刷」を実現し、環境保全に先進的に取り組んできた当社は、紙・インキ・印刷方式・工場環境すべてにおいて「環境にやさしい」印刷を実現できる数少ない印刷会社です。

環境保全を意識した取り組み

印刷・断裁・製本等で発生した損紙等は全て古紙リサイクルを行っています。また、営業車および輸送車はアイドリングストップを実施し、騒音防止、排ガス抑制及び地球温暖化防止に努めています。

持続可能な印刷物を目指して

印刷物は大量の紙と廃液を出すことから、長年環境への影響が問題視されていました。しかし、印刷物が持つ情緒的価値や、誰もが手に取り扱うことができる利便性は、他の媒体では代えがたいものです。
当社は、印刷物の価値を大切にしながら環境対応を進めるため、2012年に日本初の「水なしEco-UV印刷」の実現に成功しました。その他、森林認証紙の利用や認証の取得などを通じ、当社独自の環境印刷システムを確立しています。
当社で印刷物を製作することは、持続可能な消費・生産の実現につながります。

当社の「エコプリンティングシステム」についての詳細はコチラ
当社の「エコプリンティングシステム」についての詳細はコチラ

ひとりひとりが社会で活躍できる基礎をつくる

5.ジェンダー平等を実現しよう

ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る。


8.働きがいも経済成長も

すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な安全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を促進する。

出産・育児に関する支援制度

当グループでは、女性社員の出産・育児休暇の取得率100%を実現しています。

また、復職後は時短勤務制度を導入し、多様なワークスタイルの確立を目指し、各種支援制度を策定しています。

資格取得の推奨

社員一人ひとりが多様化する社会の担い手であるとの考えから、各人のスキル向上と企業の発展を目的として、グループ内にて独自の「資格取得規定」を定めています。推奨する資格を取得した社員には、規定に準じて資格手当を受給しています。

誰もが必要な情報を活用できる媒体・システムの提供

4.質の高い教育をみんなに

全ての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する。

10.人や国の不平等を無くそう

国内および国家間の格差を是正する。

安全かつ分かりやすい印刷物・パッケージの製作

印刷物の紙面を構成する「組版」の作業では、メディア・ユニバーサル・デザインに配慮した色やデザイン及びUDフォントを使用します。

紙面の都合や制限事項があり対応が難しい場合も可能な限り多くの方に見やすい印刷物の製作に取り組みます。

また、製本の工程では「針なし製本(エコ・プレス製本)」により、針金レスの中綴じ製本を実施し、高齢者やお子様にも安全な印刷物の提供を実現しています。

UDフォントとは?

ユニバーサルデザインの考え方を基に開発された視認性を訴求したフォントです。

誰もがICTの恩恵を享受できる仕組みづくり

年齢やハンディキャップの有無に関係なく、誰もが必要とする情報にたどり着け、利用できるWEBサイト・システムの実現をめざし、アクセシビリティに準拠した設計、およびメディア・ユニバーサル・デザインに配慮したデザイン製作に取り組んでいます。また、これまでにリリースした当社製品及び既存サービスにおいても、対応できていない内容を確認し、順次改善に努めております。

【グループ内の有資格者在籍状況】
(2018年11月現在)

メディア・ユニバーサル・デザイン3級 アドバイザー 7名

WEBデザイナー検定 エキスパート 6名